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せっけん作り

先日の下水処理場主催のホタルの鑑賞会で藤沢メダカや手作りせっけんについても
紹介されていて、夫のほうがせっけんに食いついていた。

夫は、藤沢メダカを飼っているので、今後も川をきれいにという想いから、
せっけん作りに興味を持ったよう。

私は、5月の終わりころから顔が急にかゆくなり、赤くなって、
かさかさになって、化粧品がしみたり、身体もかゆくなってきたので、
洗濯洗剤も今のままでいいのか?
シャンプーは?など、考えるようになって、夫と参加することに。

そして、手作り大好きくまぞーちゃんも誘って、3人で行ってきました。

*****

せっけんは、5000年前から存在するそう。
第一次世界大戦の際、ドイツでせっけんに使う油も戦争に使われてしまい、
せっけんが作れなくなった.

せっけんに代わるものとして、合成洗剤が開発されたそう。
今では、多くの合成洗剤が使われているが、
界面活性剤は、余分な皮脂まで取ってしまい、皮膚をごわごわにして、
他の化学物質とともに身体に体内に染み込む作用があるそう。

そんなふうに聞いてしまうと、自分たちの環境を見直したくなります。


せっけんの歴史、作り方を聞いて、実習。
オレンジピール、レモンピールが入ったダブルシトラスのせっけんを作ることに。

材料の計量。
お菓子作りと同じで、ぴったりの分量を量ることがいいせっけんを作る条件だそう。
くまぞーちゃんと私は、計量になれているので、2人ですることに。

この日は、3種類の油分を使い、1度ボールに入れてしまうと戻せないので
慎重に。

オレンジピール、レモンピール、精油も計量。

苛性ソーダという劇薬を使うので、かなり慎重に。
水分を吸うと発熱する。手にも水分があるので、やけどするそう。
苛性ソーダに精製水を混ぜると発熱してきます。
びんの外から触ると熱くなってます。

夫は、苛性ソーダの温度管理。
45~50度の間で油分の温度、苛性ソーダの温度も
同じにしてから混ぜることも大事だそうです。

そして、油の中に苛性ソーダ投入。
20分混ぜ続けることも大事だそうです。
3人交代でホイッパーでぐるぐるまぜます。

20分混ぜ続けているとトレースと言って、液体がだんだん重くなり、
ホイッパーを持ち上げるとすじ状のものができるらしいが
いくら混ぜてもトレースが出ず、1時間かけても結局トレースを見ることは、出来なかった。

混ぜている間に洗濯用せっけんのことや食器洗い洗剤のこと、
せっけんシャンプーを使うと、髪がきしんでしまうのでどうしたらいいか?
いろいろ相談にのっていただきました。

講師の方の髪の毛がつやつやでシルクと椿油の入ったせっけんを使っているそう。
くまぞーちゃんも同じことを思ったらしく、シルクのせっけんを作ってみたいね。と話してました。
写真は、まだトレースが出来ていない状態。
せっけん作り_b0200849_23375360.jpg


トレースができたと仮定して、精油、オレンジピール、レモンピールを投入。

そして牛乳パックで作った型に流し込み、形を整えるためにたこ紐で
結び、形を整えます。


トレースができなくてもいずれは、一応せっけんになるそうです。

出来たものを発泡スチロールの中で1日寝かせます。

翌日講師の方からメールを頂いて、無事固まっていたよ。と教えていただいて、
ほっとしました。

2週間後にカットして、さらに2週間乾燥。
せっけんを作るのにけっこう手間がかかる。
市販の手作りせっけんが高い理由がわかった。

このレッスンに出て、自分の環境で変えたところは、洗濯は、せっけんを使うことに。
出来るところから、せっけんに変えていきたい。

今度は、オリーブせっけんやシルクのせっけんも作ってみたいと思います。

by mirone3 | 2012-07-02 23:49 | せっけん作り